矯正歯科

歯並びが悪いと、歯みがきがしにくくてむし歯になりやすくなったり、歯並びの悪さがコンプレックスになって、本来の明るい笑顔が見られなくなってしまったりすることもあります。子どものうちに矯正を行なえば期間が短くすみ、肉体的、精神的、経済的な負担が少なくて済むことがあります。特に問題があると判断した場合は矯正専門医と連携し紹介するようになります。

 

上顎前突(じょうがくぜんとつ)

上顎前突一般的に出っ歯などと呼ばれてます。上の前歯や上あごの骨が前に出ている状態や、(上あごが出ているのではなく)下あごが後ろに入ってしまっている状態、あるいはその両方が同時に起きている状態を、上顎前突(じょうがくぜんとつ)といいます。笑うと前歯の歯ぐきが出てしまうガミースマイルになる場合もあります。

反対咬合(はんたいこうごう)

反対咬合下顎前突と呼ばれることもありますが、一般に受け口とも呼ばれています。下の前歯が上の前歯より前にある状態です。外側からは、下の唇が出ているように見えたり、下唇が厚く見えたりします。また、下の前歯や唇を無理に唇内に閉じ込めようとして、頬が緊張しているように見える場合もあります。

開咬(かいこう)
奥歯をかんだ時に前歯がかみ合わず、開いている状態を開咬と言います。指しゃぶりや舌を出すクセがあったり、遺伝などが原因でなることがあります。前歯で食べ物をかみ切れなかったり、話すときに正しい発音ができない場合もあります。

叢生(そうせい)

叢生歯がでこぼこに並んでいる状態で、乱ぐい歯とも言われます。八重歯も叢生(そうせい)の一種です。あごの広さと歯の大きさのバランスが悪いため、狭いあごに歯がきれいに並ばず、でこぼこに重なりあってしまいます。

写真をスキャナーで取り入れたら画質が悪くなりました。デジタル写真があれば入れ替えますのでしばらくお許しください。

当医院では本格的矯正の前に口筋機能トレーナーによる混合歯列期における不正咬合の早期治療に取り組んでいます。マウスピースのようなものを日中1時間と就寝時装着してもらい、調整をしながら歯列不正を筋機能矯正で改善させています。年齢にあった装置を選択し調整し装着してもらいます。本格矯正より手軽で予算もまったく違いますが、効果は上がっています。この装置で効果があまり上がらない場合は本格的矯正時も問題が生じやすいです。適応によりますが私はまずこのトレーナーによる筋機能矯正をお勧めします。トレーナーの装着費用は5万円で行っています。その他調整料は別途ですが安全で安価な方法だと思っています。上にある写真程度のものは改善しますのでお困りの方はぜひご来院ください。30分以内のカウンセリングであれば3000円で行います。

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